Thinkbond 45 TPU/CPU 高強度熱火火化結合剤

Thinkbond 45シリーズ接着剤は、TPU/CPUと様々な基材間の優れた接着を実現するために設計された、高反応性の熱硬化性接着剤です。過酷な産業用途向けに最適化されており、高い耐久性と動的負荷に対する耐性が求められます。

• 状態：液体
• 保管寿命：12ヶ月
• 硬化システム：熱活性化加硫
• コンプライアンス：RoHS、REACH準拠

• 操作が簡単で、刷毛塗り、空気スプレー、静電スプレー、浸漬コーティング、ロールコーティングなどにより塗布できます。
• 反応性が高く、様々なプラスチックやCPU、プラスチックとTPUの接着に使用できます。
• 接着強度が高く、静的接着で55N/mm²以上を達成できます。
• 高い負荷容量と高いダイナミックレンジを備え、フォークリフトの車輪、荷重車輪などへの用途に適しています。
• 加水分解、塩水噴霧、高温に耐性があります
• 高いコストパフォーマンスで製造されています

• 産業用タイヤ＆ホイール：フォークリフトタイヤ、耐荷重ホイール
• 自動車：防振マウント、シール
• 消費者向け製品：スポーツ用品、靴底
• 一般製造：ゴムとプラスチック/金属の接着

撹拌: 沈降を防ぐため、塗布前にThinkbond 942を撹拌することをお勧めします。

刷毛塗り: 刷毛塗りによる塗布は通常、さらに希釈することなく行われますが、広い面積をコーティングする場合は、MEK（または以下の希釈剤ブレンド）で希釈すると、塗布の流れと速度が向上します。

スプレー: HVLPガンを使用し、空気圧1.5バール、ノズルサイズ1～1.5mmをお勧めします。この用途では、50～100% v/vで希釈することをお勧めします。

ロールコーティング: ほとんどのロール塗布プロセスでは、25℃でDIN 4またはFord 4カップで35～45秒に希釈します。最良の仕上がりを実現し、塗布器内での接着剤の皮膜形成を減らすために、MPAのような高沸点溶剤での希釈が必要になる場合があります。

乾燥: 室温で10～30分間フィルムを乾燥させます。乾燥時間を短縮する必要がある場合は、最大100℃で5分間強制空気を送ることをお勧めします。この段階で100℃以上の温度を使用すると、接着剤が事前に硬化するのを避けてください。このプロセス後、硬化に進みます。

塗布層の厚さ: Thinkbond 942を塗布して得られたフィルムは無色です。層の厚さは15～25μmでなければなりません。過酷な環境や動的疲労用途では、25ミクロン以上を使用してください。これらの条件下では、400時間の塩水噴霧試験後もエッジの破損がない接着を達成できます。Thinkbond 942がすでに塗布されている部品は、硬化前に30日間保管できます。

保管: 保管中は容器をしっかりと密閉し、熱源から常に離してください。接着剤の保管寿命を延ばすために、10℃以下の環境で保管してください。